夏は汗や強い紫外線、冬は乾燥した空気にさらされ、想像以上にダメージを受けている頭皮。髪の毛があることに加え、自分からは見えにくく、ちょっとした異状には気付きにくい部位でもあります。
そんな頭皮の疾患で、最近特に多いのが「頭皮湿疹」です。脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎など、かゆみが強く治りにくい皮膚炎に悩む人も少なくありません。
また、同時に白髪を隠したい方にとっては、白髪染めを行っていいかどうかも気になるものですよね。
そこで今回は、代表的な4種類の頭皮湿疹と、頭皮湿疹がある場合のおすすめ白髪対策について紹介していきます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
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それでは解説していきます。ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
頭皮湿疹とは一体なに?
頭皮に表れる様々な皮膚炎は、総称して「頭皮湿疹」と呼ばれています。
その頭皮湿疹にはいくつかの種類があり、代表的なものに脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎といったものが挙げられます。
ここでは、頭皮湿疹の原因となる代表的な4種類の皮膚炎について解説していきます。
頭皮湿疹① 脂漏(しろう)性皮膚炎
まず、頭皮湿疹の代表的な疾患は脂漏性皮膚炎です。
頭皮湿疹② 接触性皮膚炎
こちらも多い、頭皮湿疹です。
頭皮湿疹③ アトピー性皮膚炎
最近多くなってきているのが、アトピー性皮膚炎です。
頭皮湿疹④ 皮脂欠乏性皮膚炎
最後にご紹介する頭皮湿疹疾患は「皮脂欠乏性皮膚炎」です。
頭皮湿疹を悪化させないために
頭の見えにくい部位や髪の毛に邪魔されることで、自分ではなかなか状態が分かりにくい頭皮湿疹。汗や紫外線、乾燥などにさらされることで、予想以上に悪化するケースも少なくありません。
気付いたら、頭皮湿疹で頭が痒くなってきた・・・
これ以上、頭皮湿疹を悪化させないために、次のことを心がけましょう。
対策① 医療機関(皮膚科)を受診する
かゆみや赤みが強い、ジクジクしている、症状が広範囲、長引いているといった場合、また頭皮以外にも同様の症状がみられるときは、速やかに医療機関(皮膚科)を受診しましょう。
勝手に判断して間違った薬などを使うと、さらに悪化させてしまう可能性があります。
まずは専門医に相談し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
対策② 髪や頭皮の正しいケア
毎日のシャンプーは当たり前ですが、爪を立てる・強くこする・洗いすぎといった方法は頭皮を傷める原因になります。
特に頭皮が乾燥しやすい冬の間は、天然由来成分配合やノンシリコン、弱酸性といった頭皮や髪への刺激を最小限に抑えた低刺激シャンプーなどで洗うようにしましょう。
洗髪後はしっかりとドライヤーで髪を乾かし、乾燥が気になるようであれば頭皮用の保湿剤などでケアしましょう。
対策③ ライフスタイルの見直し
頭皮湿疹を悪化させないためには、外側からのアプローチだけではなく、体の内側からケアすることも大切です。
バランスの取れた食生活、十分な睡眠や休養、適度な運動、ストレスの軽減といったことは心身の健康を保つうえで必要不可欠です。
頭皮の血行や新陳代謝を促進させることで、頭皮トラブルを減らすことにもつながります。
頭皮湿疹があっても白髪染めは出来る?
頭皮湿疹で頭は痒いけど、白髪も目立ってきた…
頭皮は汗や紫外線、乾燥などにさらされるだけでなく、髪の毛があるため自分では見えにくく、湿疹ができると治りにくい印象があります。
出来てしまった頭皮湿疹は、皮膚科の受診や頭皮ケアなどで、改善に向かうとはいえ、白髪も隠したいという方にとっては、白髪染めをやっていいかどうかで悩みますよね。
実は、白髪対策には使っていいものと良くないものがあります。
白髪染めには、毛髪内部のメラニン色素を脱色して色をしっかり浸透させるヘアカラー剤、
髪の外側からコーティングするように色を付けるヘアマニキュア(ヘアカラートリートメントなど)があります。
セルフカラーでヘアカラー剤を使用する場合は、施術の48時間前に毎回パッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行うことが推奨されています。
腕の内側などに染料を付けて48時間放置し、かゆみや腫れといったアレルギー症状が出なければ白髪染めを行っても大丈夫というものです。
それだけヘアカラー剤は強い染料であるため、頭皮や顔周りといった地肌に付着するとアレルギー症状を引き起こす可能性があるのです。
健康な頭皮であっても、ダメージを受けることになるので、頭皮湿疹がある場合はヘアカラー剤での白髪染めは控えた方がいいでしょう。
さらに頭皮湿疹を悪化させる可能性が高いです。
一方、ヘアマニキュア(ヘアカラートリートメントなど)は、頭皮や髪へのダメージがヘアカラー剤ほど強くないため、頭皮湿疹の症状が重度でなければ、問題なく使用できます。
なるべく地肌に付着することは避けた方がいいので、洗髪後はしっかりと洗い流しましょう。
頭皮湿疹がある人におすすめの白髪染め
前述したように、頭皮湿疹がある場合はヘアカラー剤ではなく、できるだけ頭皮や髪にやさしい成分が配合されているヘアマニキュアでの白髪染めがおすすめです。
ただし、セルフカラーでヘアマニキュアを行う場合は色移りを防ぐために手袋やケープ、シャワーキャップ、汚れてもいいタオル等の準備が必要になるため、少し面倒なプロセスもあり、さらに染め残しといったデメリットも発生しがちです。
そういった手間を省けるのが、ヘアカラートリートメント。
いつも通りシャンプーした後に、トリートメントをする感覚で白髪染めが行えます。
頭皮湿疹のある方には、その症状を悪化させないためにも、配合されている成分については事前にしっかりチェックしておくことが重要です。
そんな方にも安心して使ってもらえるのが、『利尻ヘアカラートリートメント』です。
中でも皮膚炎、湿疹知らずの『利尻ヘアカラートリートメント』をおすすめ!
白髪染めトリートメントは探せば沢山ありますが、その中でも特に頭皮湿疹の方に使いやすいものと言えば、『利尻ヘアカラートリートメント』です!
利尻ヘアカラートリートメントは、特にトリートメントタイプの白髪染めの中でもかなり染まりが良いので、1回でしっかり染まるようになっています。
今回のように白髪100%の毛束に染めてみると分かりますが、染めれば染めるほど色濃くなっていますね。
これだけ染まりが良いからか染め時間も30分と短く済みますし、色持ちもかなり良くて1週間経ってもこの色を保っていられるので、染め直しもそんなに必要ないのが嬉しいところでもあります。
さらに『利尻ヘアカラートリートメント』は、一度かぶれたことがある人でも安心して使えるようにと無添加(ジアミン・パラベンなどの成分不使用)になっているため、皮膚炎リスクをかなり減らせるんですよ!
天然由来成分配合・髪や地肌への刺激になる添加物は不使用、髪がつやつやになる美髪成分まで含まれています。ツンとした嫌なニオイもなく、手軽で簡単に、染め残しなどの失敗もなく白髪染めができるおすすめの商品なのです。
頭皮への刺激を最小限に抑えて、白髪を隠せるのが一番のメリットです。
それ以外にもトリートメント効果もかなり高いというメリットもあるので、つやつやとした綺麗な髪に仕上げつつかぶれの危険も避けられるのなら、ぜひ使ってみたい白髪染めだと思いませんか?
頭皮湿疹がある場合のおすすめ白髪染め対策まとめ
頭皮湿疹がある場合、症状が強ければ皮膚科を受診し、できるだけ早く治すことが一番重要です。
しかし、軽度な症状で、どうしても白髪染めが必要な場合は、ヘアカラー剤ではなくヘアカラートリートメントでの施術を選択しましょう。
セルフカラーを行うのであれば、できるだけ頭皮に負担がかからないようにするため、商品の成分にも着目することが大事なポイント。
天然由来成分配合で髪や頭皮にやさしい『利尻ヘアカラートリートメント』は頭皮湿疹の方の白髪対策としておすすめです。
ぜひ試してみます。