髪の根元にある白髪。
ほかの部分は見かけないのに、髪の根元だけに見える「根元白髪」って意外と気になるものですよね。根元以外は黒いので、そこの白髪だけがとても目立つように感じてしまいます。
そこで今回は、根元だけ白髪がある理由と、生えてきた根元白髪の対処法について紹介していきたいと思います。
ぜひ、最後までお付き合いください。
なぜ根元だけ白髪になるの?白髪が生えてくるメカニズム
根元が白髪で毛先に向けて黒くなるのは、『新しく生えてきた髪が白髪になっている』からです。髪の毛は毛先の方が古く、根元にいくほど新しく生えてきたもの。
根元だけ白髪があるのは、新しく生えてきた髪が白髪に変わったことを意味しています。
そもそも、なぜ白髪は生えてくるのでしょう。それは、メラノサイト(色素細胞)の働きが低下してくるのが原因です。
メラノサイトとは、メラニン色素を作り出す役割をしている細胞です。毛髪はこのメラニン色素を取り込むことで、黒い色の髪へと成長していくのです。
黒髪が生えてくるのか、白髪が生えてくるのかは、このメラノサイトが鍵を握っています。メラノサイトの働きが低下する一番の理由として挙げられるのが『加齢』です。
30代後半頃から白髪が目立つようになる原因では、その多くが加齢とみられていますが、ほかにもメラノサイトの働きを低下させている要因がいくつかあります。
次の章では、メラノサイトの働きを低下させている要因をいくつかご紹介していきます。
白髪をこれ以上、増やさないための対策が知りたい!
白髪が生える原因とされるメラノサイトの働きが低下する理由には、次のようなものが挙げられます。
健康な髪を保つためには栄養摂取のバランスも重要。特に髪の主成分である「たんぱく質」、メラノサイトの働きを助ける「ミネラル」、頭皮の血行や新陳代謝を促す「各種ビタミン」は積極的に摂ることが、白髪予防には非常に重要です。
またメラニン色素を作り出すメラノサイトの活性化を促すためには、血行を良くすることも大事なポイント。特に頭皮の血行に対しては、丁寧なシャンプーや頭皮マッサージなどが有効です。
睡眠不足、不規則な食事、運動不足、過度な飲酒、喫煙などの生活習慣の乱れや、様々な疾患の原因に挙げられるストレスは、頭皮や髪への悪影響も大きいといわれています。
根元に白髪が生えてきたら、ライフスタイルを心がけるように気を付けましょう。
すでに生えている根元白髪の対処法その①
摂取する栄養については、しっかり対策するとして、今生えている根元白髪はどうしたらいいの?
ここからは、すでに白髪が根元だけにある場合の対処法について考えていきます。
顔周りの生え際や分け目といった視界に入りやすい部分の根元白髪を、とりあえず外出の時だけ隠したいというのであれば、下のような、「ヘアマスカラ」や「ヘアファンデーション」といった商品がオススメです。
【ヘアマスカラ・ヘアファンデーションのメリット】
・おでかけ前などに目立つ部分の白髪をサッと隠せる
・コンパクトなサイズなので外出先や旅行などにも持ち歩ける
・シャンプーで落とせる
【ヘアマスカラ・ヘアファンデーションのデメリット】
・シャンプーで落とせてしまうので外出時は毎回塗り直す必要がある
・限られた部分の白髪を隠すのには便利だが、白髪部分が広い場合は手間と時間がかかる
・自分から見えにくい部分の白髪に塗るのは困難
部分的・一時的に白髪を隠すには向いていますが、白髪エリアが広く量が多い場合には不向きな商品といっていいでしょう。
今日だけ何とかしたいという場合に使うようにしましょう。
生えてきた根元白髪の対処法その②~白髪染めカラー剤
次の対処法は、白髪染めのヘアカラー剤で染めるもの。
下のような、白髪染めヘアカラー剤は髪の内部から染め上げるため一度でしっかり色が付き、頻繁に染める必要もなく、個人差はあるものの色持ちを1ヶ月~2ヶ月程度はキープできる商品となっています。
その反面、白髪染めヘアカラー剤は、強い薬剤を使っているため、髪や頭皮へのダメージも大きくなるケースが多く、アレルギー症状を引き起こしてしまう可能性があります。
《白髪染めヘアカラー剤のメリット》
・白髪に色がしっかり入る
・色持ちが良い
《白髪染めカラー剤のデメリット》
・髪や頭皮へのダメージ、アレルギー症状が出ることもある
・コームや手袋、シャワーキャップなどの準備が必要
・カラー剤が肌に付くと落ちにくい
しっかりは染まるものの、髪へのダメージや肌への付着、準備の手間を考えると、根元白髪だけにこのヘアカラー剤を使うはリスクが大きいです。
これからも長い年月付き合っていく髪や頭皮だからこそ、身体へのダメージはできるだけ避けた方がいいでしょう。
生えてきた根元白髪の対処法その③ ~ヘアカラートリートメント~
先ほどご紹介した「白髪染めヘアカラー剤」は、キューティクルを開いて髪の内部へ薬剤を浸透させ、白髪を染めます。それに対し、ヘアカラートリートメントは髪の外側からコーティングするように染め上げるタイプの商品。
ヘアカラートリートメントは髪へのダメージが少なく、むしろトリートメント成分が豊富で髪に潤いを与える成分が含まれています。そしてヘアカラートリートメントは、繰り返し使うことで白髪が目立たなくなる商品になっています。
【ヘアカラートリートメントのメリット】
・髪や頭皮を傷めない
・むしろ潤いなどトリートメント効果が期待できる
・数回で白髪を目立たなくさせられる
・入浴時に手軽に使用できる
【ヘアカラートリートメントのデメリット】
・数回続けて使わないと色が付きにくい商品もある
・白髪を染めているわけではなく、目立たなく隠す商品(なので安全ですが)
ヘアカラートリートメントは、セルフでも失敗することはほとんどありません。新商品も続々と登場しており、一度でも染まりの良いタイプの商品が増えてきています。
白髪染めヘアカラートリートメントのおすすめ商品
髪や頭皮を傷めないだけでなく、むしろ髪に良い成分が入ったヘアカラートリートメント。白髪染めに悩む人にとってメリットの多い商品。
セルフでは染めにくい地肌に近い根元や生え際も失敗なく染め上がります。今回のテーマである「根元白髪」への対策としては、かなり有用な商品であることが分かります。
では、どんな商品が良いのでしょうか。
中でも根元白髪には『利尻ヘアカラートリートメント』をおすすめ!
白髪染めトリートメントは探せば沢山ありますが、その中でも特に根元白髪に使いやすいものと言えば、『利尻ヘアカラートリートメント』です!
『利尻ヘアカラートリートメント』は、特にトリートメントタイプの白髪染めの中でもかなり染まりが良いので、1回でしっかり染まるようになっています。
今回のように白髪100%の毛束に染めてみると分かりますが、染めれば染めるほど色濃くなっていますね。
これだけ染まりが良いからか染め時間も30分と短く済みますし、色持ちもかなり良くて1週間経ってもこの色を保っていられるので、染め直しもそんなに必要ないのが嬉しいところでもあります。
さらに、一度かぶれたことがある人でも安心して使えるようにと無添加(ジアミン・パラベンなどの成分不使用)になっているため、皮膚炎のリスクをかなり減らせるんですよ!
天然由来成分配合・髪や地肌への刺激になる添加物は不使用、髪がつやつやになる美髪成分まで含まれています。ツンとした嫌なニオイもなく、手軽で簡単に、染め残しなどの失敗もなく白髪染めができるおすすめの商品なのです。
頭皮への刺激を最小限に抑えて、白髪を隠せるのが一番のメリットです。
それ以外にもトリートメント効果もかなり高いというメリットもあるので、つやつやとした綺麗な髪に仕上げつつかぶれの危険も避けられるのなら、ぜひ使ってみたい白髪染めだと思いませんか?
根元白髪の理由と対策まとめ
気になりだすと、どんどん増えてくるように感じる根元白髪。白髪染めを繰り返しても、しばらく時間が経つと根元に白いものが見えてきて、気持ちもネガティブになりがち。
根元白髪の対策は、加齢によるものもありますが、食生活や生活リズムを見直すことも大切です。
そして、今生えてしまっている根元白髪に対しては、ヘアカラートリートメントがおすすめです。
ヘアカラートリートメントなら失敗することなく根元にも色が付き、手間も時間もストレスフリー。使い続けても髪や頭皮にダメージがないことが何より嬉しいメリット。
さらに『利尻ヘアカラートリートメント』なら、美髪効果も得ることができます。
根元だけの白髪なら、「セルフでも失敗しない」「髪へのダメージが少ない」といった、できるだけリスクの低い、身体に良い商品を選ぶことをおすすめします。
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