最近、話題になっている「飲む白髪染め(サプリ)」。
白髪が目立ち始めたという方や、ヘアカラー剤などの手間から解放されたいという方にとって、飲むだけで白髪が減る手軽な商品として注目されています。
しかし、これらの飲む白髪染め商品は、あくまでも【サプリメント】なので即効性はなく、既に生えている白髪を黒くする効果はありません。
そこで今回は「飲む白髪染め(サプリ)」の効果と、既に生えてきてしまっている白髪へのおすすめ対策についてご紹介していきます。
ぜひ、最後までお付き合いください。
飲む白髪染め(サプリ)とは?
最近話題になっている「飲む白髪染め(サプリ)」。
白髪染めというと髪の内側からしっかり染めるヘアカラー剤や、髪の外側をコーティングするヘアマニキュアなど髪自体に塗るものを思い浮かべますが、最近は体の内側から白髪にアプローチする「飲む白髪染め(サプリ)」も販売されています。
飲むだけで白髪が無くなるのなら、試してみたいと思いますよね!
「飲む白髪染め」の成分には、ひじきやイカ墨の粉末、黒ゴマといったものが使われており、中でもビオチンというビタミンが含まれている商品が目立ちます。
ビオチンは、ビタミンB群の一種。
鶏や豚のレバー、卵黄や豆類、あさりなどに含まれており、皮膚や粘膜、健康な髪の毛を育てる効果があるとされています。
そもそも白髪が出来る原因ってなに?
そもそも白髪はどうして生えてくるのでしょうか。
その原因には次のようなものが挙げられます。
老化や遺伝といったものが原因になっている場合は、それ自体を取り除くことはできませんが、食べ物やサプリなどで健康な黒髪を育てるように心がけるといいでしょう。
スマホやPCなどの液晶画面の見過ぎによる眼精疲労は、主に顔周りの生え際の白髪が多くなるといわれています。
また、小中学生の若白髪の原因も眼精疲労です。
髪を傷めるようなことや毛穴の詰まりなどは、頭皮の環境を悪化させ、健康な髪が育ちにくくなります。
丁寧なシャンプーをはじめ、頭皮マッサージや頭皮の保湿などヘアケアに配慮することが必要となってきます。
そして様々な体調不良に繋がるストレスは、白髪に悩む方にとっても厄介な敵。
睡眠や休養、食事内容やその摂り方などにも気を付け、できるだけストレスを減らすようにしましょう。
思い当たる原因があるようであれば、まずはできることから改善し、この機会にライフスタイルも見直してみましょう。
飲む白髪染め(サプリ)で改善できるか?
「飲む白髪染め(サプリ)」は健康な髪を育てる効果を発揮するもので、既に生えてしまっている白髪を黒くすることはできません。
サプリは薬ではないので、飲み始めてすぐに効果が出るわけではなく、継続的に飲み続けることで、健康な黒髪を育てるための体づくりをサポートする商品です。
実際にこれらのサプリを飲んだ方の口コミでも、
髪にハリや艶は出てきたように感じるが、白髪が減ったかどうかまでは良く分からない・・・
1年近く飲み続けてみて、やっと白髪が減ってきているかもと感じている。
といった意見が多く、髪には良いものであるものの、白髪を減らすといった効果を実感できるまでに至るのには、時間がかかりそうです。
「今後生えてくる白髪を少しでも減らせることができれば」
という長期的なスタンスであれば、サプリの服用を考えてみるといいでしょう。
ただし、今生えている白髪ヘの即効性を求めるなら、サプリだけではなく、「ヘアカラー剤」や「ヘアマニキュア」といった白髪染め商品を選択することをおすすめします。
飲む白髪染め(サプリ)に頼らず、食生活を変えて白髪改善は可能?
健康的な黒髪を育てるためには、食生活も見直す必要があります。
関連記事:白髪予防に効く食べ物と食事方法について専門家が解説!
上のレポートでは、白髪予防に聴く食べ物と食事方法について解説しています。
糖質や糖分、刺激物を過度に摂り過ぎず、血流が良くなる食品や栄養のバランスを考えた食事を摂るように心がけましょう。
白髪の改善に効果があるとされる主な食品をご紹介しましょう。
白髪改善に効果がある食品
- 黒ゴマ
抗酸化作用が強いセサミンが豊富。老化防止や悪玉コレステロールを抑制する効果があります。また、頭皮の血流を良くするビタミンE、カルシウム、鉄分やミネラル、目の機能を回復させるアントシアニンも含まれています。
- 青魚
血中のコレステロールや中性脂肪を抑制して血流を改善、肝臓の解毒機能の強化、抗酸化作用の効果も期待できます。
- 海藻類
ミネラル成分が豊富に含まれており、カルシウムや鉄分、マグネシウムは髪の毛を健康的に育てるための大切な栄養素となっています。
ほかにも、さきほどご紹介した「ビオチン」が含まれた食品もおすすめです。
しかし、サプリと同様に、食生活の改善がすぐに白髪を減らすことには繋がりません。
継続していくうちに少しずつ効果が表れてくるものなので、即効性がないことだけは理解しておきましょう。
今ある白髪はどうすれば良い?
今ある白髪を黒くしたい、目立たなくしたいという場合は、やはりヘアカラー剤やヘアマニキュア(ヘアカラートリートメントなど)で染めることが手っ取り早いといえるでしょう。
ヘアカラー剤での白髪染め
髪の内側にあるメラニン色素を脱色し、2種類の薬剤を合わせた染料で髪の内側からしっかり染め上げる方法。
ヘアカラー剤はしっかり染まるものの、強力な薬剤が配合されているので、体質や体調によってはアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。
また頻繁に繰り返すと、髪へのダメージも蓄積されていきます。
ヘアマニキュア(ヘアカラートリートメント)での白髪染め
髪のメラニン色素は脱色せず、外側からコーティングするように染め上げる方法。
髪色を明るくすることはできないが、白髪を自然に目立たなくする効果があります。
ヘアマニキュアは外側からのコーティングなので、髪へのダメージも少なめ。
また、トリートメント効果が期待できる商品などでは、髪のツヤも手に入れることができます。
ヘアカラー剤よりは穏やかなレベルの白髪染めと考えていいでしょう。
しかし地肌に付着すると、少し落としにくいというデメリットもあります。
そもそも白髪染めは手袋やケープ、シャワーキャップを用意したりと面倒なことが多いですよね。
そんな手間を省いて染められるのがヘアカラートリートメント。
シャンプー後にトリートメントをする感覚で白髪染めが行えます。
私も愛用しています。
おすすめ白髪用カラートリートメント 利尻ヘアカラートリートメント
そして、そんな白髪用のカラートリートメントで知名度も高く手に取りやすいのが、『利尻ヘアカラートリートメント』です。
他にもドラッグストアやスーパーなどでは、上のような商品を見かけると思いますが、染まりの良さ・トリートメント効果・持続性が段違いに良いんですよ。
下の写真が当ラボで実験検証した結果です。
実際に買って白髪がまばらにある毛束に使ってみたんですが、このように1回でもある程度白髪が目立たなくなっているし、画像では分かりにくいと思うんですが使うたびに色が濃くなるだけではなく、まとまりやツヤが生まれています。
加えて、3回利尻ヘアカラートリートメント染めた後に、1週間使うことを想定して7回連続でシャンプーをしてみたんだけど、色落ちもそこまでひどくなく徐々に白髪が目立ってきたなって感じになりました。
これなら、気になったタイミングでまた染め直しすることも簡単にできそうですね。
市販のヘアカラー剤などで髪を傷つけるのではなく、髪を本当にいたわった利尻ヘアカラートリートメントのご使用を検討してください。
飲む白髪染め(サプリ)の効果まとめ
飲む白髪染め(サプリ)は、
・既に生えてしまっている白髪は黒くできない
・継続的に飲むことで、健康的な黒髪が生える体づくりをサポートする
という商品なので、残念ながら即効性のあるものではありません。
今ある白髪を染めたいという方は、カラー剤やヘアマニキュアなどで染める方がいいでしょう。
髪へのダメージを軽減し、艶のある健康的な髪を目指すなら、「利尻ヘアカラートリートメント」のような手軽に続けられて髪にやさしいヘアカラートリートメントをおすすめします。
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