髪の生え際や分け目に見付けてしまった白髪。白髪は目立ちますし、視界に入りやすいこともあって、鏡を見るたびにその存在が気になって仕方ない方も多いでしょう。
そして、目についた1~2本なら、ついつい抜いてしまいたくなるもの。でも、少し待ってください。
白髪って抜いたら増えるから抜いてはダメ!って話、聞いたことありませんか?
でも、実はこの話、半分ホントで半分ウソなんです。そもそも、白髪を抜くことは絶対NGです!白髪が増えるより、もっと面倒な事態を引き起こすことに繋がりかねないので要注意です。
そこで今回は、
今回の内容
・白髪を抜くと増えるといわれる理由
・白髪を抜くことで発生するデメリット
について詳しく紹介していきたいと思います。
ぜひ、最後までお付き合いください。
関連記事:数本(10本程度)白髪のおすすめ対処方法を専門家が解説!
そして抜きたくなるような数本の白髪ケアにおすすめなのが『利尻ヘアカラートリートメント』です。
成分の安全性が高く、トリートメントなので取扱いが簡単。美髪成分も高いので美髪ケアと白髪ケアの両立が実現します。
それでは解説していきます。
白髪を抜くと増えるって本当?
白髪を抜くと増えるんだよ!
そんな言葉を耳にしたことがある方も多いです。まず結論から言えば、
白髪を抜いてもさらに増えるということはありません。良かったですね。
ただし、抜いた毛穴から生えてくる新しい白髪は、毛根がダメージを受けたことで「くせ毛」になりやすく、周りの髪の毛より目立って見える可能性もあります。
また1本白髪を見付けると気になり始めてしまい、今まで気付かなかった部分にあった白髪まで見付け出しちゃう…というようなこともあるかも知れません。また髪の色が黒い方は明るい方より特に白髪が目立ってしまいます。
それくらいなら、白髪を抜いても大丈夫なのでは?
と思われたかもしれません。そんなことはありません。
実は、白髪を抜くという行為は、頭皮や髪に重大なダメージを与えます。白髪が増えるどころか、もっと深刻な事態を招いてしまう可能性があるのです。
髪を抜くのは絶対NG!白髪を抜いたらダメな本当の理由
そもそも白髪は、下図のようにメラノサイトという色素細胞の働きが何らかの原因で低下したことで、色を付けられずに生えてくるもの。
メラノサイトの働きが低下する原因には加齢や遺伝、ストレス、生活習慣の乱れなど様々なことが挙げられます。
さらに年を重ねれば重ねるほど体のあちこちに不調が出やすくなるのと同様に、頭皮や髪もダメージを受けやすくなっています。
白髪とはいえ、生きている毛髪。無理に白髪を抜くという行為は、自らわざわざ毛根を傷めているようなものです。
特にカラーリングやパーマなどを繰り返していたり、紫外線に頭皮をさらしてしまう時間が長かったりという状況にあると、その頭皮や髪のダメージの大きさは深刻です。
毛根や頭皮を傷つけてしまうと、健康な髪が生えてこなくなりますよ。
うねりのあるくせ毛やパサつき・ゴワゴワ感のある髪、さらには頭皮のかゆみや炎症を引き起こしてしまう可能性があるのです。
また白髪を抜くことは、髪の成長周期であるヘアサイクルにも影響を与えます。ヘアサイクルは発毛・成長・脱毛を一定の周期で繰り返しているため、髪を抜くことでそのサイクルを崩してしまうのです。
その結果、健康な髪が育ちにくくなり、白髪だけでなく、薄毛や抜け毛を招く可能性があるのです。
抜いてしまうと毛穴が開き、炎症が起きたり埋没毛になったりと肌トラブルのリスクが高まりますし、髪の毛を作る細胞にダメージを与え周辺の毛まで白髪になることもあります。
そのため、「抜く」ってかなり危険な行為と言えちゃうんです。
白髪を見つけたときのおすすめの対策
白髪を見付けても抜くのはNG。
それならハサミでカットする方法はどうでしょうか。これなら髪や頭皮を傷める心配はありません。普通のハサミではカットしにくいかも知れないので、眉毛用などのハサミを使うといいでしょう。
しかし、確かに肌に負担がかかりにくい方法ではあるんですが、超チクチクするんですよね…。
ぶっちゃけ、やんなきゃよかったと思えるくらい、毎日痒みや痛みとの闘いが待っていますよ(経験談)。
なので、はさみで切ることは避けるようにしましょう。ちなみに、カミソリや電気シェーバーなどで剃ってしまうのも同じ!
毛先が丸くなるかもしれないけど、伸びてきたらチクチク気になってしょうがなくなるだけなので、止めておいた方がいいです。
数本の白髪だけど『染める』という選択肢は?
ハサミでのカットがチクチクするので嫌であれば、「染める」という手段があります。
じゃあ数本の白髪だけど染めよう!ドラッグストアに白髪染めヘアカラー剤を買いにきます!
待って!それが一番のNGです!
数本の白髪のために、薬剤の強いヘアカラーは危険です。だからこそ、数本の白髪染めは以下の3つのポイントが重要になってきますよ。
数本の白髪対策ポイント① ヤバい危険な薬剤が使われていない
そもそも、ヘアカラー剤のような白髪染めは、「ジアミン」や「パラベン」と言った、誰もが耳にしたことがあるような、危険なヤバい薬剤が毛の中まで浸透して化学反応を起こして発色の良い髪に染めています。
ヘアカラー剤は言わば、化学薬品の宝庫(巣窟)です。そのため、まずはジアミン・パラベン・過酸化水素水などの『髪の中まで作用する成分』が使われていないかどうかをチェックしましょう。
数本の白髪対策ポイント② 短時間の染め時間である程度染まってくれる
次は、染め時間です。数本のために、染め時間を長くとるのは嫌ですよねー。
だからこそ、放置時間は最高で15分。
お風呂に入っている間にパパっと染められるものかどうか見ておくようにしましょう。
数本の白髪対策ポイント③ 扱いやすく、周囲を汚さない
そして何より重要視したいのが、肌や床・壁についてしまってもすぐに落とせること。染料が肌についたままなかなか落ちなかったり、浴槽や床に色が残ったりしたままだと、数本のために染めたことがバレます。
そう考えると、地肌についても色残りせず、サッとお湯や洗浄剤などで落とせるかどうかもチェックしておくことが大切です。
数本の白髪対策のおすすめは白髪用カラートリートメント
そして、上記のポイントをすべて満たしているのが、ズバリ白髪用のカラートリートメントです!
ヘアカラー剤以外の白髪染めと言うと、「ヘナ」や「ヘアマニキュア」といったものも考えることができます。
しかし、ヘナはしっかり染まるまでに1時間から2時間はかかってしまいますし、ヘアマニキュアは染料に「タール色素」と呼ばれる石油由来の染料が含まれています。
数本の白髪を染めるのに、若干の不安が残っちゃうんですよね。
その点、白髪用カラートリートメントは毛の表面に染料が定着し、徐々に白髪を目立たなくなる商品。使われている染料も刺激が少ない染料や植物由来の染料などを使っているので、安心して使えます。
そんなヘアカラートリートメントの唯一のデメリットは、一度ではしっかり染まりにくいという点。使い始めは4~5日連続使用、その後は週に1~2回という頻度での使用を勧めている商品が中心となっていますが、最近では一度でかなり染まるタイプのものも増えてきています。
まず試したい白髪対策が『利尻ヘアカラートリートメント』
そんな白髪用のカラートリートメントの中でもまず試してみてほしいのが、『利尻ヘアカラートリートメント』。
利尻は、天然染料+HC染料・塩基性染料で染めるため、数本の白髪を比較的安全に、ある程度染め上がりも満足できます。また、美髪成分がたっぷり含まれているので、ギシギシすることがありません。
加えてテクスチャが床や手、肌についてもサッと洗い流せます。
ただ、1点だけ、デメリットとなりそうなのがその価格…なんですが、数本の白髪であれば、広範囲に塗る必要はありませんので、そこまで大量に使うこともないので気にすることでもないですね。
白髪を抜くと増える真相とおすすめ白髪対策まとめ
「白髪を抜くと増える」というのは科学的根拠がないものの、気になりだしたことで白髪を探すようになります。
また、抜くことで頭皮にダメージを与えてしまい、確実に悪い影響を与えます。
生え際や分け目などに白髪を見つけると、ついつい抜いてしまいたくなるものですが、そこはグッとこらえましょう。
そして、今後の髪や頭皮のために、ヘアカラートリートメントでケアすることをぜひ検討してみてくださいね。
コメントを残す