カラートリートメントは、乾いた髪に塗るか?それとも濡れた髪に塗るか?どっちが正解なの~?
コレってカラートリートメントで髪を染めるときに結構悩んでしまうところですよね。確かに色々な空トリートメント商品のパッケージや説明書を見てみると、
「乾いた髪に使って!」と書いている物もあれば、
「髪を適度に濡らした後に使ってください!」と書いてあるものもあって、ちょっと迷ってしまうところです。
もっと言えば、説明書通りにやったはずなのに、色ムラや染め残しがあって、
使わなきゃよかったー!
なんて後悔する羽目にはなりたくないですよね。やっぱり使う以上、失敗はしたくないと思いますし…。
そこで今回はそんな疑問に終止符を打つために、実際に乾いた髪・濡れた髪にそれぞれカラートリートメントを使ってみたリアルな結果を紹介しちゃいます!
実際に当ラボで検証してみました!
当ラボが検証を重ねた結果、おすすめしたい白髪ケアは『利尻ヘアカラートリートメント』で完結します。
利尻ヘアカラートリートメントは乾いた髪に30分、濡れた髪だと10分程度の放置で染まりが実感できます。肌に優しく、安全に白髪ケアができます。
では、解説していきます。ぜひ最後までお付き合いください。
カラートリートメントにおしゃれ用や白髪用はありません!
早速本題に…と行きたいんですが、その前にまず前提として、カラートリートメントのおしゃれ用・白髪用に違いは全くない事は覚えてください。
(引用:白髪とワタシ)
というのも、実はカラートリートメントって染まる仕組みは一緒で、ぶっちゃけ『配合している染料(色素)のバランス』程度の違いしかありません。
そのため、今回は白髪用のカラートリートメントを使って紹介していきますが、おしゃれ染めにも当てはまることでもあります。
「サロンドプロ」「ビゲン」「ラボモ」「anap」「利尻ヘアカラー」「マイナチュレ」「ルプルプエッセンス」「大島椿」「サイオス」「エブリ」「ヘナ」etc…
これらのヘアカラーをお使いの方は特にご覧いただけたらと思います。
「なんだ白髪用か」って思わないでくださいね(笑)
カラートリートメントを濡れた髪・乾いた髪に試してみた結果…
簡単にカラートリートメントの染まる仕組みについて話したところで、本題の濡れた髪と乾いた髪のどっちが染まりやすいのかお話していこうと思います。
今回使用したカラートリートメントはコレ!
今回実験で使用したのは皆さんもドラッグストアやスーパーなどで見かけることも多い、『利尻ヘアカラートリートメント』!
白髪用のカラートリートメントとして知名度も高く、植物由来の染料とカラートリートメントではお馴染みのHC染料・塩基性染料を使っているから良く染まり、少ない回数で白髪を自然な状態に仕上げることができます。
しかもトリートメント効果も高いため、白髪用のカラートリートメントとしてはかなり満足できる商品の一つです。
こちらで、「乾いた髪」と「濡れた髪」で検証していきたいと思います。
カラートリートメントを乾いた髪・濡れた髪にそれぞれ塗布した結果
そんな商品を使って今回は白髪30%の毛束と白髪100%の毛束にそれぞれ使ってみたんですが…、
※人気色のダークブラウンを使用
結論から言うと『乾いた髪』に塗布した方が染まり具合は段違いに良かったです。特に白髪100%の毛束を見ると染まり具合の違いが良くわかるはず。
濡れた髪の方が明らかに染めムラがある上に、根元部分が染まっていませんね。
こうして濡れた髪にカラートリートメントを使った毛束を広げて見てみると、どれだけ染まっていないかがわかります。
それに染まっている色も濡れた髪の方が若干明るく、白髪30%で見比べてみる明らかに白髪は目立っちゃっていますし。
【検証結果】
乾いた髪に使用したほうが良く染まりました!
カラートリートメントは濡れた髪より乾いた髪に使用した方が染まるのはなぜ?
でも、なんでここまで差が生まれるのか、ちょっと気になりませんか?
確かにカラートリートメントに使われる染料って粒子自体が大きく、適度に髪が濡れてキューティクルが開いている状態の方が色は入りやすいです。
それでも今お話したような色ムラが激しい・あまり染まらないと感じてしまう状態になってしまうのって、適度に髪が湿っている状態ってこと自体があいまいだからなんですよ。
(実際、今回実験した濡れた髪ってお風呂場を想定してそこまでタオルドライしてなかったですし)
つまり、「乾いた髪って誰でも判断しやすい」からこそ実践しやすく、失敗もし難い方法ってだけなんです。
だからどんな商品でも、例えばビゲンやサロンドプロのような白髪用、さらにエブリ(アンナドンナ)などと言ったおしゃれ用と言った、カラートリートメントを初めて使う人や染まるか心配なら、まずは乾いた髪に使ってみることがおすすめなんですよ。
今回実験した『利尻ヘアカラートリートメント』は乾いた髪の方が染まりが良いですが、濡れた髪にも使える商品。あなたのお好みで白髪ケアが出来るのも強みです。
カラートリートメントで仕上がりに満足するためにしておきたいこと!
さて、ここまでの話を聞いてカラートリートメントは濡れた髪より、乾いた髪に塗った方がキレイに染まると言うことがわかったと思いますが…
出来ればより確実に、そして納得いく仕上がりにしたいと思いませんか?
ここからは、そんな確実にカラートリートメントの仕上がりを良くするコツをお話していきましょう。
実践してさらに良い効果を出しましょう!
カラートリートメントのコツ① シャンプー+ドライヤーで乾いた髪に塗布する
当ラボのおすすめはまずはコレ!乾いた髪に使って色ムラや染め残しができてしまう、一番の原因は髪の毛についた汚れです。
特に整髪料やホコリなんかは色ムラに繋がってしまうので、ちょっと手間かもしれないけど、あらかじめシャンプーをして、ドライヤーで半乾き・もしくは完全に乾かしてからカラートリートメントを使うことで色ムラがない上にしっかり染めることができます。
カラートリートメントの順番
① シャンプー
② ドライヤーで乾かす
③ カラートリートメントで染める
④ 洗い流し
⑤ ドライヤーで乾かす
このような感じですね。
カラートリートメントのコツ② 塗布後に5~10分ほどドライヤーを当てる
また、先ほども軽く触れましたが、私たちの髪の表面にあるキューティクルって、濡れた状態でも開きますが温風や熱気でも開きます。
その特性を活かして染料を付けラップをした後に、温タオルやドライヤーでまんべんなく温めることで染まりを良くすることも可能です。
放置している間って意外に暇なモノです。手が空きそうなら試してみてみるのも一つの手です。
カラートリートメントのコツ③ 洗い流す際にシャンプーは絶対に使わない
そして意外と見落としがち・何気なくやりがちな洗い流す際にもポイントが!実はカラートリートメントって、洗い流すときにシャンプーを使う・使わないで染まり具合は結構違うんですよ。
※利尻ヘアカラー人気色、ダークブラウンを使用
こうして見てもらうとわかると思いますが、シャンプーを使わない方が濃く染まります。
ただ、お湯で洗い流すので染料が残りやすく、タオルドライの時に色移りしやすいので、髪のぬめりが完全に取れるまで、しっかり洗い流すようにしてくださいね。
当ラボで推奨するヘアカラーのコツは…
①塗布する前にシャンプー+ドライヤーで髪を乾かす
②塗布したら5分~10分ドライヤーをあてて染まりを良くする
③洗い流す時は、シャンプーはNG
この3つを守れば、良い効果が期待できます!
乾いた髪に塗る以外にカラートリートメントで染めきるポイント
また、カラートリートメント愛用者、特に白髪用と謳われている商品を愛用している人の中には、ちょっと変わった使い方をして納得いく染まり具合や色持ちを実感している方もいます!
そこで、そんな人たちが実践している良く染まるコツを、ワンポイントアドバイスとして紹介していこうと思います。
カラートリートメントみんなのコツ① 放置時間を長く
(使用商品:ボタニカル カラートリートメント)
(使用商品:利尻ヘアカラー)
皆さんの中にも「放置時間を長くすればいいのでは?」って考える人は多いと思いますが、愛用者の意見を見てみると、1時間程度放置することって、実は定番の応用テクニックだったりします。
※利尻ヘアカラー人気色、ダークブラウンを使用
当ラボでも気になったので、試してみたんですが、確かに染まりは良くなりました。もっと言うと、愛用者の中にはこんな猛者も…
(使用商品:利尻ヘアカラー)
6時間はヤバイですね…流石にここまですることはできないと思いますが、白髪が気になるだとか一時的に黒髪に戻したいと思っているのであれば、試してみるのも一つの手だと思います。
関連記事:白髪染めの放置時間は何分が正解?自宅での置き時間について解説!
カラートリートメントみんなのコツ② 染める日はシャンプーをしない
(使用商品:利尻ヘアカラー)
こちらのコツは当ラボでおすすめしているコツとは真逆ですね。
カラートリートメントにたっぷり美髪成分が含まれているかどうかもポイントになりますが、参考にしても良いと思います。
ただ、やっぱり髪の汚れを落としておきたいのも事実です。
特に女性の方はさっぱりした状態でカラートリートメントを使いたいはずです。
そのため、先ほどお話したように、カラートリートメントは「シャンプー+ドライヤー」でしっかりと整髪料や汚れを落としきってからの方が色ムラなく染めることから行なってみることを当ラボではおすすめしています。
カラートリートメントを混ぜて気に入った色に染まるようにチャレンジする人も
(使用商品:アンナドンナ)
(使用商品:利尻ヘアカラー)
そしてカラートリートメント愛用者の中でも意外に多かったのが、このようなカラートリートメントを混ぜて利用することです。
確かにあらかじめ混ぜること前提として作られている商品っておしゃれ用のカラートリートメントに多いんですが、白髪用のカラートリートメントで自分の髪色に合わせて『色の濃さ』を調整しようとする人も多いです。
そう考えると、意外にこの方法も定番だと考えることができますね。
みんなのコツ
①塗布後、放置時間を長くする
②染める日はシャンプーを控える
③自分の髪色に合わせてカラートリートメントを混ぜて使う
カラートリートメントは乾いた髪と濡れた髪どっちが染まる?まとめ
最後に所長より結論をもう一度言います!
白髪用・おしゃれ用に限らず、カラートリートメントは『乾いた髪』に塗ることで、しっかり染めきることができます!
濡れた髪に塗ると色ムラができやすいし、染まりもそこまで良くないことは今回の実験結果を見れば納得してもらえるはず。
加えて愛用者の意見も取り入れちゃえば、よりしっかり染めることができると思います。
満足いく仕上がりにしたい、白髪の無いキレイな髪色へ失敗せずに染めたい…。そう思っているのであれば、是非今回紹介したコツを試してみてくださいね!
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