白髪染めで選べるカラーは、昔に比べてかなり増えました。
それでも選ぶ色は【ブラウン】という方が多いのではないでしょうか。しかし一口にブラウンと言っても、明るさや赤み度が違っただけで色の印象がガラッと変わります。
無難にブラウンを選んだつもりが「なんか違う!」という色に仕上がったりもするわけです。
そこで今回は、そんな失敗を繰り返さないためにもあなたに合った白髪染めブラウンカラー選びをご紹介します。
結論から言いますと、当ラボがブラウンにおすすめしたい白髪染めは『利尻ヘアカラートリートメント』です。
3種類のブラウンが用意されており、肌に優しく、美髪成分もたっぷり配合。納得の染め上がりが期待できますよ。
それでは解説していきます。ぜひ最後までご覧くださいませ。
白髪染めの種類からブラウンカラーを決める
自分に合ったブラウンカラーを探す前に、白髪染めの種類を知っておく必要があります。というのも白髪染めは染め方によって大きく4つのタイプに分かれていて、染まるブラウンの色合いも白髪染めの種類で変わってくるからです。
① 白髪染めヘアカラー剤
ヘアカラー剤はブリーチ(脱色)と染色を同時に行うタイプの白髪染めで、ドラッグストアで安く売られている白髪染めの大半がこのタイプになります。
髪に塗る前に2つの液剤を混ぜて使っているという人は、ほぼ間違いなくこのタイプの白髪染めです。
ヘアカラー剤はカラーバリエーションで言えば4つのタイプの中で一番多い白髪染めになります。
というのも、このタイプは脱色を行ってから染めるのでどんな色にも染まりやすく、カラーバリエーションが多いんです。
ですから様々なブラウンカラーを選ぶことが出来ます。
しかし、ヘアカラー剤の最大のデメリットは安全性が低い点です。
ブリーチを行うため、まず髪を傷めてしまい、さらにヘアカラーは染色力を上げるためジアミンのようなアレルギー性の高い有害成分を使用しています。
ですからヘアカラー剤は、危険性が最も高い白髪染めで、私はおすすめしません。
② 白髪染めヘアカラートリートメント(ヘアマニキュア)
ヘアカラートリートメントとヘアマニキュアは厳密には違う種類の白髪染めなのですが、染め方が一緒でブラウンの染まり具合も同じなので今回は同タイプとして扱います。
ヘアカラートリートメントがどんな白髪染めかというと、脱色をせずに髪の表面をコーティングして染めるタイプの白髪染めになります。
ですから髪や頭皮にダメージが少なく安全性の高い白髪染めとなっていて、近年でも白髪染めと言ったらヘアカラートリートメントというぐらい主流となっているんです。
またブラウン系のカラーも、ヘアカラーほどではないですが用意されているので自分に合ったブラウンを見つけることが出来ますよ。
③ ヘナ
ヘナとは100%天然の植物のみを原料に作られた白髪染めです。商品は粉状になっていて、自分でお湯を足すなどして調合する必要があります。
染めるまでに手間と時間はかかりますが、安全性の高い白髪染めです。ただしカラーの面ではデメリットがあります。
それは選べるカラーがオレンジ系しかない点です。
染料が全て天然植物なので決まった色にしか染めることが出来ず、白髪に染めた場合はオレンジっぽく見えます。
調合次第でブラウン系にも見せられますが、初心者には難しいので私はブラウンに染めたい人にはおすすめしません。
④ オハグロ式白髪染め
最後に紹介するのがオハグロ式白髪染めです。この白髪染めの特徴は、酸化染毛剤を使用していない点になります。
脱色の際に用いられる過酸化水素も、アレルギー性の高いジアミンも一切無使用というわけです。ですから髪や頭皮に摂っても優しく、安全性の高い白髪染めと言えます。
ただし、こちらもヘナ同様にカラーの面でデメリットがあるんです。
それは黒系にしか染められないという致命的なものになります。
ですから白髪を隠せればいい方や黒髪に染めたい人には向いていますが、ブラウン系に染めたい人には向いていないんです。
もしブラウン系から黒髪に染める場合は試してみてはいかがでしょうか。
当ラボがおすすめしたい白髪染めの種類は、カラートリートメントです。その中でも『利尻ヘアカラートリートメント』は本当に肌に優しく、納得のブラウンの染め上がりが期待できますよ。
ダークブラウンとブラウンはどっちが明るい?
白髪染めの種類ごとのカラーバリエーションが分かったところで、次に自分に合ったブラウンのカラーの見つけ方を紹介しましょう。
明るさで決めるブラウンの白髪染め
ブラウンで白髪を染めても見た目に違いが出るのは、明るさが違うからです。カラーの名称はメーカーごとに違いますが、
ライトブラウン・・・明るめのブラウン
ブラウン・・・明るすぎないブラウン
ダークブラウン・・・暗めのブラウン
に染まります。このように明るさによるブラウンの染まり具合の差を前もって知っておけば、ブラウン選びで失敗することは減りますよ。またもっと補足すると、ブラウンは明るさに比例して赤み度によっても色合いが変わってきます。
基本的に明るければ明るいほど赤みも強くなるので、メーカーの色見本に赤み度が表記されていた場合はチェックしてみましょう。
なので、ダークブラウンとブラウンでは、明るいのは「ブラウン」になります。
パーソナルカラーで決めるブラウンの白髪染め
ブラウンの色の違いは明るさと赤み度だとわかったところで、今度は自分に合ったブラウンの明るさはどのように見つければいいのかお伝えします。
一番いいのはパーソナルカラーで決めることです。
パーソナルカラーとはその人の生まれ持った瞳や肌、髪の色に合わせた似合う色を指し、基本的には同じ系統の色で揃えるのがいいとされています。
それでは体の部位ごとのパーソナルカラーを見てみましょう。
瞳の色でブラウンを決める
日本人の瞳は、「黒色か茶系」かに分かれます。瞳が黒色の人はダークブランで合わせると落ち着いたクールな印象でいいですよ。瞳が茶系の瞳の人はライトブラウンに髪を染めることで、明るい印象を与えます。
肌の色でブラウンを決める
肌が色白な人は髪をライトブラウンのような明るい色にしてあげることで、綺麗な肌を映えさせることが出来ます。逆に肌が白いのに暗い髪にすると顔が浮き出て不気味になるので注意しましょう。
そして肌が暗めの人は、髪も暗めのダークブランにすることで落ち着いた清潔な印象を相手に与えることが出来るんです。
人それぞれに似合うブラウンの色があるということです。
ブラウンの髪色を楽しみたい場合、当ラボががおすすめしたい白髪ケアは『利尻ヘアカラートリートメント』で完結します。3種類のブラウンが用意されており、肌に優しく、美髪成分もたっぷり。納得の染め上がりが期待できますよ。
白髪染めでブラウンに染めるときの注意点
白髪染めで自分に合ったブラウンを見つける際は、パーソナルカラーに合わせた明るさにするといいとお伝えしましたが、もうちょっとだけ補足させてください。
白髪の割合に注意
白髪染めは例え同じカラーを使ったとしても、すべての人が同じように染まるわけではありません。
その原因の一つが白髪の割合です。
どういう事かというと白髪と黒髪では染まった時の色合いが違い、白髪は明るめに、黒髪は暗めに染まります。
そのため例えば白髪が多く黒髪が少ない人は、思っている以上に明るく染まってしまう可能性があります。
ではどうすればいいのでしょうか。それは以下の2点に注意して頂ければ、失敗することなく思った通りのブラウンで染めることが出来ます。
【注意点】
・白髪が多い人・・・1トーン暗い色を選ぶ
・黒髪が多い人・・・1トーン明るい色を選ぶ
これだけであなたが思っている通りのブラウンに近い色で染めることが出来ますよ。
髪質に注意
人によって白髪染めの染まり具合が変わるのは白髪の割合の他に、髪質の違いもあります。
【注意点】
・髪が太い人・・・1トーン明るめの色で染める
・髪が細い人・・・1トーン暗いブラウンで染める
髪が太い人は白髪染めで染まりにくい傾向にあるので、1トーン明るめのブラウンで染めるといいでしょう。逆に髪が細い人は染まりやすく、明るく見えやすくなるので1トーン暗いブラウンで染めるといいですよ。
その他には髪が痛んでいる人も色が入りにくい場合があるので、1トーン明るい色で染めるといいかもしれません。
暗く染まっても慌てない
上記のことに注意して染めればほぼ確実に自分に合った色を染められることが出来るのですが、それでも暗く染まってしまったという場合もあります。
でもそんなときは慌てずにちょっとだけ様子を見てみましょう。
なぜなら白髪染めは時間が経つと少しずつ色が落ちて、白髪の白さによって染めた色が明るくなっていくんです。
ですから染めた直後に暗すぎても慌てずに、2~3日様子を見てみましょう。
ブラウンに染めるのにおすすめの白髪染めランキング
では最後にわたしがおすすめする白髪染めをランキング形式で紹介しましょう。
きっとあなたに合ったブラウンに染めてくれる白髪染めが見つかるはずです。
ブラウン第1位 利尻ヘアカラートリートメント(★★★★★)
利尻ヘアカラートリートメント基本情報
【主な成分】
塩基性染料、HC染料、天然染料(シコン、クチナシ、ウコン、アナトー)、トリプルPPT成分、ヒアルロン酸、デンプンポリマー、利尻昆布エキス、アルニカ、ローズマリー、セイヨウキズタなど28種類
【カラーバリエーション】
ブラック、ダークブラック、ナチュラルブラウン、ライトブラウン
【内容量】
200g
【価格】
初回限定1,650円(税込)
通常価格3,300円(税込)
まずご紹介するのは、利尻カラートリートメント。現在、大人気の白髪染めトリートメントです。安全性、染まりやすさ、トリートメント効果どれをとっても高い評価を得ています。
また利尻はトリートメント成分に昆布エキス「フコイダン」が配合されているんです。
これによってあなたの髪を艶のある、サラサラヘアーにしてくれますよ。
利尻のカラーバリエーションは全4色あり、以下の通りです。
より明るく赤みのあるブラウンが「ライトブラウン」で、明るすぎない自然な明るさなのが「ナチュラルブラウン」、落ち着いたちょっと暗めのブラウンが「ダークブラン」となっています。
ちなみに利尻ヘアカラートリートメントのナチュラルブラウンは赤みというより黄色みが強くなっているので好みが分かれるかもしれません。
ブラウン第2位 ルプルプエッセンスヘアカラートリートメント(★★★★★)
ルプルプエッセンス ヘアカラートリートメント基本情報
【主な成分】
塩基性染料、HC染料、天然染料(ベニバナ、クチナシ、アイ葉)、ガゴメ昆布エキス
【カラーバリエーション】
エボニーブラック、チークブラウン、ウォルナットブラウン、ハニーブラウン、アッシュブラウン
【内容量】
200g
【価格】
価格 3,630円(税込)
ルプルプエッセンスは、利尻ヘアカラートリートメントと同じく大人気の白髪ケア商品です。安全で染まりやすく、トリートメント効果が高いという3拍子揃った白髪染めです。
ルプルプエッセンスの特徴は、髪や頭皮に刺激のある有害成分を使わず、トリートメント成分にガゴメ昆布エキス「フコイダン」が使われている点です。
フコイダンとは昆布やワカメのネバネバを構成する成分で、高い保水効果を持っているので髪に潤いを与えサラサラの指通りのいい髪にしてくれます。
そしてカラーバリエーションも豊富で、以下の5色から選択可能です。
ブラウン系はエボニーブラックを除く全4色で、明るめのブラウンが「ハニーブラウン」と「チークブラウン」、若干暗めのブラウンが「ウォルナットブラウン」となっています。
ルプルプエッセンスは人気のブラウンを好みで選べるのがうれしいポイントです。
ブラウン第3位 プリオール カラーコンディショナー(★★★★)
プリオール カラーコンディショナー基本情報
【主な成分】
水、アルコール、DPG、ステアロイルメチルタウリンNa、セタノール 、DPG、グルタミン酸、オリゴ糖、海塩、タウリン、水溶性コラーゲン、ホップエキス、天然海藻エキス,ミネラル&コラーゲン、マイクロクリスタリンワックス、コポリマー、クエン酸、ステアリルPGジメチルアミン、エタノール、BG、シスチン、トコフェロール、香料、赤227、橙205、紫401、黒401、黄4
【カラーバリエーション】
ブラック、ダークブラウン、ブラウン、グレイ
【内容量】
230g
【価格】
通常価格1,408円(税込、送料無料)
プリオール カラーコンディショナーは、化粧品メーカー資生堂が販売しているカラートリートメントの白髪染めです。
カラートリートメントは比較的高い商品が多い中、プリオールは2,000円を大きく切る安さで非常に人気があります。
しかも安全性が高く、有害成分であるジアミン不使用、かつHC染料や塩基性染料の化学染料も一切使っていないので肌が弱い人でも安心してお使いになれます。
またプリオールはコンディショナー成分にマイクロクリスタリンワックスという特殊な成分を配合していて、髪のハリ・コシをキープしフワッとしたボリュームのある髪にしてくれるんです。
選べるカラーバリエーションは3色で、ブラウン系の色は「ブラウン」と「ダークブラウン」になります。
白髪染めのブラウン(ダーク、ナチュラル、ライト)の違いまとめ
このページのまとめ
・美しいブラウン系の髪を手に入れたければ、自分に合う白髪染めを見つける必要があります。
・白髪染めの種類では、髪へのダメージを考えればヘアカラートリートメント一択です。
・パーソナルカラーから考えてみれば、色白の人は明るめのブラウン、色黒の人は暗めのブラウンにすれば相手に良い印象を与えます。また瞳の色もポイントです。
・当ラボがおすすめする白髪染めトリートメント商品は『利尻ヘアカラートリートメント』『ルプルプエッセンス』『プリオール』です。
白髪染めでブラウンに染めると言っても様々な色があり、どれがどのように染まって何が自分に似合うのか分からなくなってしまいますよね。
そうならないためにも事前に自分に似合う明るさを知り、白髪染め商品ごとのカラーバリエーションを知っておくのが大切になります。
そうすればきっとあなたに合ったベストなブラウンが見つかるはずです。また、今まで染めていたブラウンからちょっと明るさの違うブラウンに染めてみるのも軽いイメチェンになっていいですよ。
少し明るくするだけで印象をガラッと変えることが出来ます。是非色々な白髪染めブラウンをお試しください。
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