髪を染めるというのは、頭皮や毛髪にダメージを受ける。 これは、仕方のないことだって考えていませんか?
確かに、何も知らずに「白髪染め」と書かれた手頃な製品を使い続けている限り、その印象が変わることはないでしょう。
間違った製品を使い続けると、髪と頭皮のダメージは蓄積していきます。
しかし、やりようによっては、髪と頭皮を救う道もあります。
このページでは、元々肌が弱く、白髪染めの度に頭皮がボロボロになっていた人にとっても、役立つ情報を詰め込みました。
正しい選び方で、正しい白髪染めを手にしてくださいね。ぜひ、最後までお付き合いください。
頭皮以外にも、本当に体に害のない白髪染めはこちらでチェック!
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当ラボが検証に検証を重ねた結果、髪や頭皮に優しい白髪ケアは『利尻ヘアカラートリートメント』で完結します。
利尻は安全性はもちろんのこと、染毛力が高く、安心して美髪ケアと白髪ケアが両立できます。
それでは解説していきます。最後までお付き合いください。
地肌や頭皮に優しい白髪染めを選ぶなら、この方法しかない!
刺激の強い白髪染めが横行している中、無理をして使用を続けると、頭皮がただれて抜け毛が増え、薄毛が進行してしまうことも考えられます。
白髪だけでも悩みの種なのに、新たに薄毛で悩むなんてごめんですよね。 そして、肌が元々弱く、少しの刺激でただれる人や、アレルギー体質で普通の毛染めが利用できない人もいます。
このように、頭皮に優しい白髪染め求めている人が大勢いる中、良品を見極める方法がありますので、お伝えしていきます。
① 頭皮の保湿成分が豊富であること
年齢を重ねても、ツヤツヤとしてハリのある肌を持つ女優さんもいれば、年齢以上に老けて見えるブルドッグ状態のたるんだ人もいます。
この差は、「保湿をしてきたかどうかで決まる」と、美容整形外科医の高須克弥氏は言います。
若いころから保湿を習慣づけていると、皮膚の劣化スピードが遅くなって、年齢を感じさせない肌を維持できるんです。
保湿がいかに重要か分かりますね。 しかし、私たちは、顔の保湿は頑張っても、頭皮の保湿がしっかりできている人は少ないように思います。
ですから、頭皮の保湿成分が豊富である白髪染めにしてくだい。
充分な水分量があると、刺激から回復する能力も正常に働いてくれるので、良いことづくしです。
② 地肌に刺激が少ない白髪染めであること
そして、頭皮が荒れる可能性があり、刺激成分が入った白髪染めは選ばないでください。
具体的に言うと、過酸化水素水やアルカリ剤、ジアミン系染料を使わないと白髪を染められないような白髪染めはやめましょう、ということです。
今回ご紹介する頭皮に優しい白髪染めでは、HC染料や塩基性染料、天然染料を使用しており、非常に刺激が抑えられています。頭皮だけでなく、髪の毛も保護することになります。
ぜひ、白髪染め選びの参考にしてください。
③ 継続できる白髪染めを選ぶ
その製品を継続できるかどうかは、色々な要因が絡み合ってくるかと思います。
頭皮を保湿でき、地肌に刺激が少ない成分で出来ていたとしても、頭皮との相性が合わなければ使用を中断しなくてはいけません。
頭皮にトラブルが起きなくても白髪が染まらないようでは、白髪染めをしている意味がありません。頭皮・髪の調子が良かったとしても、価格が高すぎると買い続けることができません。
継続できるかどうか、継続するためには何が必要か洗い出して、白髪染めを選びましょう。
地肌や頭皮に優しい白髪染めはこの3つ!
それでは、
こちら3つの条件を満たした白髪染め製品を3つご紹介します。
地肌や頭皮に優しい白髪染め① 利尻ヘアカラートリートメント
利尻ヘアカラートリートメント基本情報
【主な成分】
塩基性染料、HC染料、天然染料(シコン、クチナシ、ウコン、アナトー)、トリプルPPT成分、ヒアルロン酸、デンプンポリマー、利尻昆布エキス、アルニカ、ローズマリー、セイヨウキズタなど28種類
【カラーバリエーション】
ブラック、ダークブラック、ナチュラルブラウン、ライトブラウン
【内容量】
200g
【価格】
初回限定1,650円(税込)
通常価格3,300円(税込)
利尻ヘアカラートリートメントの特徴を見ていきましょう。
①塩基性染料・HC染料・天然由来成分で染まりを深く、美しく。
②保水力にすぐれた利尻昆布エキス配合。
③28種類の植物由来の潤い成分を贅沢配合。
④ジアミン系色素やタール系色素など7つの刺激成分が無添加。
⑤無香料でツンとしたニオイ無。
当ラボの評価
頭皮の保湿成分 ★★★★★
地肌への刺激の少なさ ★★★★★
染まり具合 ★★★★★
色持ち ★★★★★
コスパ ★★★★☆
まずご紹介するのは、国内で大人気の白髪染め『利尻ヘアカラートリートメント』です。テレビCMや折り込み広告でもお馴染みかと思います。
シリーズ累計3,100万本以上販売の、ロングセラー商品です。
地肌、頭皮と髪に負担をかけない、塩基性染料(イオンカラー)とHC染料(ナノ分子カラー)に加え、天然由来の植物染料を使用しています。 また商品名にもなっている、天然利尻昆布エキスに含まれるフコイダンは、保水力の高い成分です。
天然由来の植物成分も加わって、頭皮と髪を潤します。
頭皮に優しい白髪染めとしては過不足なく、発色も良いので、言うことなしの白髪染めです。
利尻昆布エキスは髪のキューティクルの補修作用もありますから、色の流出が最低限に抑えることができるのです。 女性だけでなく男性にもおすすめできる1本となっております。
利尻ヘアカラートリートメントの口コミ
ふつうの白髪染めは刺激が強く、一度かぶれて、生え際からフケがポロポロと落ちてくるという状態になり、頭皮に優しい白髪染めを探していました。
母親からすすめられたのが、利尻のヘアカラートリートメントです。シャンプー後にタオルドライして塗っていますが、1回目から白髪がちゃんと隠れてくれて、すぐに目立たなくなりました。
頭皮がヒリヒリとか痒くなることもなくて、すごいなって思いました。
自宅で手軽にできる白髪染めで、口コミ評価が高い利尻を選びました。昆布っていかにも体によさそうですよね。
シャンプー後にトリートメントするだけで白髪が染まってくれて、手軽で本当に嬉しいです。
期待以上のトリートメント効果で、髪はサラサラになりました。今のところ、利尻のトリートメントが触れた手や頭皮がかゆくなったことはなくて、優しい白髪染めだと思います。
若いころから、カラーリングを繰り返していました。白髪と抜け毛がひどくなってきて、スカスカな髪の状態でした。今まで使っていたカラー剤を使うのは危険だと思い始めて、利尻ヘアカラートリートメントに切り替えてみました。
シャンプーした後に塗ってみたものの、効果はイマイチでしたが、2回目は乾いた髪に使って見たら、一発でそまって驚きました。薄毛も気になってきましたので、こちらを続けたいと思います。
利尻ヘアカラートリートメントは、頭皮に優しいことはもちろんですが、使い続けるのに苦もなく髪質も良くなってくれるということで、リピート率が高い白髪染めでした。
なお公式販売サイトから申し込めば、初回は1,650円オフの価格で購入できます。
地肌や頭皮に優しい白髪染め① ルプルプエッセンス
ルプルプエッセンス基本情報
【主な成分】
塩基性染料、HC染料、天然染料(ベニバナ、クチナシ、アイ葉)、ガゴメ昆布エキス
【カラーバリエーション】
ハニーブラウン、アッシュブラウン、ウォルナットブラウン、チークブラウン、エボニーブラック
【放置時間】
濡れた髪に3分
【内容量】
170g
【価格】
通常価格3,630円(税込)
初回定期便2,178円(税込)
次に、ルプルプエッセンスヘアカラートリートメントの特徴を見ていきましょう。
①タカラバイオ株式会社との共同開発。
②ガゴメ昆布エキス配合で保湿力に自信。
③植物由来の天然染料を使用。
④美容成分94%使用。
⑤微アルカリ性で刺激低く染まりが良い。
⑥敏感肌でも安心して白髪染めできる。
当ラボの評価
頭皮の保湿成分 ★★★★★
地肌への刺激の少なさ ★★★★★
染まり具合 ★★★★★
色持ち ★★★★☆
コスパ ★★★★☆
医療分野の研究で著名なタカラバイオ株式会社との共同開発製品のルプルプ(LPLP)ヘアカラートリートメントは、地肌や頭皮への優しさが充実しており、育毛効果も期待できる白髪染めです。
利尻ヘアカラートリートメントが利尻昆布エキスのフコイダンで保水作用を補充しているように、ルプルプヘアカラートリートメントは、ガゴメ昆布由来の成分で頭皮を保湿しています。
【フコイダン】は、高い保湿機能と育毛効果を持ちます。この効果を最大限に引き出すよう作られた独自成分が「ルプルプWフコイダン」です。
ルプルプWフコダイン
・毛穴の奥にまでグイグイ浸透する低分子フコイダン
・肌の表面に留まって潤いの膜を作る高分子フコイダン
のダブルの働きをします。髪と頭皮にしっとりとした潤いを与えるので、染めるほどにツヤのある美髪に導きます。
頭皮と髪の優しさが考えられており、非常にバランスの良い白髪染めです。
ルプルプヘアカラートリートメントの口コミ
市販の白髪染めで、頭痛がするぐらい頭皮がジンジンしてきて以来、怖くて染められずにいて、白髪は放置状態でした。
そんな時、友人から教えてもらったのがルプルプエッセンスの白髪染めでした。最初は期待していなかったんですけど、私はノンシリコンのアミノ酸シャンプーを愛用していたので、すぐに白髪が見えなくなりました。
頭皮もかゆくならず、2~3日連続使用しても、特にトラブルは起きなかったので、とても信頼して、安心して使っています。
無添加で肌と髪が傷まないので、気になった時にこまめに白髪染めできるのが良いですね。
私の髪質は太くて癖っ毛なんですが、ルプルプエッセンスは扱いやすくて、しっかり馴染んでくれるので、白髪を染めながらもツヤが出て、髪が強くなったんじゃないかと思っています。
次の日の予定次第で、気合を入れたい時は乾いた髪に塗って30~40分おいてからお風呂で流すんですが、こうすると間違いなく全体がイメージ通りの色にできますよ。
色持ちが良くて、1週間以上白髪が気になりませんでした。一回色が入ったところが持つので、最近では生え際ばかりに塗っているので、トリートメントがあまり減りません。
カラーリングのツンッとしたニオイはしなくて、ラベンダーの香りで気持ちよく染められます。髪と頭皮の調子の良さが持続しています。
使いやすさ、使用感の良さ、色の持続度など、満足の旨を伝える口コミが多くありました。
頭皮に優しいことは確定で、それ以外のプラス要素が盛りだくさんですよね。
地肌や頭皮に優しい白髪染め③ ポーラグローイングショットカラートリートメント
POLAグローイングショットの基本情報
【主な成分】
HC染料、塩基性染料、植物性エキス(ユズ、ヒマワリ、オタネニンジン、トチャカなど)、セラミド、アスパラギン酸、フェニルアラニン、プロリン、PCA、PCA-Na、加水分解コラーゲン、加水分解コラーゲン、BG、乳酸Na、香料など
【カラーバリエーション】
ブラック、ブラウン
【放置時間】
5分
【内容量】
200g
【価格】
・通常価格:3,190円(税込)
※送料無料
3つめにポーラグローイングショットの特徴を見ていきましょう。
①5つの美容成分で頭皮環境を整える。
②Wピグメント処方で1回で色が入る。
③5分の放置時間でOKな時短白髪染め。
④オリジナル成分の黒米エキスを配合。
⑤20種類の毛髪補修成分を配合。
⑥白髪と髪のハリコシ不足を解消。
当ラボの評価
頭皮の保湿成分 ★★★☆☆
地肌への刺激の少なさ ★★★★☆
染まり具合 ★★☆☆☆
色持ち ★★★☆☆
コスパ ★★★☆☆
化粧品やエステといえば思い浮かぶ「POLA」からも、白髪染めが出ています。白髪を隠しながらも、髪のハリとコシを補修する成分を贅沢配合しているので、若々しさが持続。
浸透型&吸着型のW染料処方によって、5分という驚きの時短白髪染めができます。
パウダルコ樹皮エキスやコラーゲンが頭皮環境を整え、刺激に負けない頭皮に育ててくれます。
ポーラ独自成分の「黒米エキス」やセラミド・アミノ酸・トチャカエキスなどが白髪を染めながらキューティクルを補修するので、色落ちを防いでくれます。
ポーラ グローイングショットカラートリートメントの口コミ
1回目は説明書通りに5分置いておきましたが、あまり白髪が馴染まなかったので、次の日は15分くらい置いておきました。
そしたら、しっかり深い色に染まってくれたので、調整次第だなあと思います。敏感肌の私ですが、肌荒れすることもありませんでしたよ。
今、子育て真っただ中で、美容院に行くのも難しいので、とても助かっています。
美容院でのカラーリングの繋ぎに使っています。トリートメントを付けてからの時間が5分と短くて、香りも良いので、すごく気に入っています。安くはないですけど、美容院に使っていたお金と比べると安くなりました。
髪の毛も強くなってきた気がします。
ポーラのグローイングショットをシリーズ愛用していて、シャンプーとコンディショナーもポーラです。相性の良い髪になっていたためか、白髪への色の入りが良くて長持ちします。
硬めのトリートメントなので、生え際・こめかみの白髪にもくっ付いて、ちゃんと染まってくれます。肌荒れもしたことがないので、すごくありがたいです。
5分という短さが新次元のように思えましたが、染まりに満足いかない場合もあるようです。そんな時は、放置時間を延長して、色の入りを確認することができます。
肌への刺激が抑えられた、安全な白髪染めですから、延長しても問題はありません。
これは、利尻ヘアカラートリートメントでもルプルプヘアカラートリートメントでも言えることです。
関連記事:白髪染めの放置時間は何分が正解?自宅での置き時間について解説!
白髪染めヘアカラー剤の実態!地肌頭皮への影響は?
今回、頭皮に優しい白髪染めを選ぶ条件、
頭皮に優しい白髪染め条件
・頭皮の保湿成分が豊富か
・刺激は少ないか
に当てはまらず、除外されてしまった白髪染めヘアカラー剤。
どうしてヘアカラー剤は刺激が強いのか、どうして頭皮がかぶれる可能性があるのか、検証していきます。
白髪染めヘアカラー剤の成分内訳
美容院で使用され、市販で主流の白髪染めと言えば「白髪染めヘアカラー」になります。染める直前に1剤と2剤を混ぜ合わせるのがヘアカラー剤に当たります。
1剤はアルカリ剤、2剤には過酸化水素水が入っています。
この2つを混ぜ合わせることで、アルカリ剤が過酸化水素水を分解して酸素が発生し、その酸素で酸化染料が発色するという仕組みです。
ただ、2剤式白髪染めの成分を詳しく見てみると、こんなにも危険な成分がひそんでいました。
アルカリ剤はキューティクルのうろこを剥がす
ヘアカラー特有のツンッとしたニオイの元が、アルカリ剤です。アンモニアなどが使用されています。
通常、髪の毛は弱酸性なのですが、その状態では通常髪の表面のキューティクルは閉ざされています。キューティクルが閉じたままでは、酸化染料が奥まで浸透することができません。
そこで、アルカリ剤でキューティクルをこじ開けます。
キューティクルが開かれた状態は髪にとって不健康で、一度アルカリ剤を使ってしまうと、摩擦などの軽い刺激でキューティクルが剥がれ落ちる現象が起きます。
そして、一度開かれたキューティクルは二度と閉じることはありません。そして開いたキューティクルは枝毛や切れ毛の原因になります。
更に、アンモニアには、皮膚をとかす作用があります。
頭皮にとっても危機的状況です。
そして、神経毒性と言って、神経や脳を麻痺させる恐れもある、怖い成分なんです。美容院や市販のカラー剤で頭痛を訴える人がいるのは、これが原因となっています。
酸化染料はアレルギー発症の恐れがある
酸化染料で代表的なものが「パラフェニレンジアミン」で、通称ジアミン系染料ですね。他にも、パラアミノフェノール、メタアミノフェノールなどがあります。
これらの酸化染料は、アレルギー発症の危険性がある成分です。
発がん性も指摘されていて、ヨーロッパ諸国では使用が禁止されています。
また、酸化染料を髪の内部に浸透させるには、合成界面活性剤の作用が必要です。
合成界面活性剤は角質層に入り込んで、皮膚膜を破壊してしまうので、水分がどんどん蒸発して乾燥を招きます。
頭皮的にもピンチです。
そして、タンパク質の変質作用、赤血球を溶かす溶血作用など、人体にとってのデメリットを記述したらキリがありません。
白髪染めヘアカラー剤のメリット・デメリット まとめ
ヘアカラー剤のメリットデメリット
【メリット】
・1回の使用で白髪が染まる。
・1回染めると2~3ヶ月は色もちする。
・クリーム・泡・乳液など、形状タイプが色々ある。
【デメリット】
・頭皮と髪の毛へのダメージが大きい。
・ダメージが大きいため、使用期間はあけなくてはいけない。
・アレルギーや敏感肌の人は使用してはいけない。
・準備に手間がかかる。
以上から、白髪染めヘアカラーの長所・短所をまとめました。頭皮や髪が状態になる覚悟が必要だと分かりますね。
せめて、カラーリングの回数をへらして、つなぎにカラートリートメントを使うなどして、頭皮を守っていきたいものです。
地肌や頭皮を守れ!白髪染めヘアカラー剤を使う場合の注意点
これだけデメリットが溢れていても、白髪染めヘアカラーの長所「色もちの良さ」は捨てがたいものではあります。
そこで、2剤式の白髪染めで染める場合の注意点をお伝えします。
注意点① 極力地肌への刺激は少なめに
白髪染めに使われる成分はメーカー間でほとんど変わりがありませんが、頭皮・髪の毛への刺激が違います。
各メーカーの独自配合となっています。配合量は開示されていないのですが、第一関門として放置中に少しでもかゆみが起った白髪染めは、使用を中止しましょう。
価格の安い製品ほど、刺激は強くなりがちです。
頭皮をいたわる気持ちがあるのでしたら、少し価格が高くても刺激が低いものを選ぶべきです。
なお、ツンとしたニオイは、刺激の強弱の指標にはなりません。
ニオイがしないからと言って刺激が弱いわけではなく、刺激臭を封じ込める成分が配合されているだけの場合もあります。
注意点② 白髪染めカラーの頻度を減らして地肌や頭皮への負担を減らす
ダメージを被る、白髪染めの頻度を減らすことも、頭皮と髪のダメ―ジが低くなります。頭皮と髪の回復期間を与えるということです。
カラーリングは、2ヶ月に1回程度であれば、悪影響は少なく済みます。
待機中、生え際の白髪が気になることもあると思いますが、ヘアカラートリートメントやリタッチでしのぎましょう。
「一時染料」と言って、その場限りの白髪かくしもあります。
帽子やヘアバンドなどを利用するのも良いですね。
注意点③ 頭皮・髪のケアをする
白髪染めカラーリングしたばかりの髪の毛は、キューティクルが開き切って、非常に壊れやすい状態です。ですから、トリートメント剤をこまめにつけてあげて、髪を保護しましょう。
洗い流さないタイプのトリートメントだと、ドライヤーの熱から守ってくれるので、おすすめです。
そして見落としがちなのが、頭皮ケアです。
頭皮が乾燥しないように、ココナッツオイルやホホバオイルなど、肌に優しい保湿剤を使いましょう。
白髪染めカラーは美容院でやってもらう
市販の白髪染めは、素人が使う前提の成分配合です。
市販の白髪染めは、ブリーチ力がケタ違いで強く、初心者の技術で染めムラがあっても、しっかりと発色するように作られています。
色を入れるパワーが強い分、髪と頭皮に与えるダメージも深刻です。乾燥、ゴワつきが始まってしまいます。
そのため、カラーリング技術が高く、その人の髪質に適した染料配合をして染めてくれる美容院で施術してもらうのが、ベストです。
白髪染めを2剤式ヘアカラーで行うことは、相当な危険性と隣り合わせではありますが、髪に精通しているしっかりとした美容院であれば、カラー後のトリートメントもしてくれます。
そういった信頼できる美容院に、お金と時間をかけるに限ります。
とはいえ、頭皮に何かしらの傷は作ってしまう白髪染めですから、使う回数を減らす努力をしましょう。
普段はカラートリートメントを使ってしのぐか、カラートリートメント一本での白髪ケアにするのがベストです。
白髪染めで地肌や頭皮を保護する重要性
出典:リーブ21 髪の基礎知識
頭皮は、この図のようになっています。
表皮の下、真皮の中に髪の組織があって、さらにその下の皮下組織の血管から栄養素と酸素が供給され、髪が成長します。
頭皮のバリア機能
表皮は、外的刺激を受け止めて真皮を守るバリア機能があって、皮脂にもバリア機能を構成する一員です。
真皮
・コラーゲン
・ヒアルロン酸
・エラスチン
などの水分保持成分があって、この成分の量と質が、髪質にも影響を及ぼします。
頭皮の潤いケアで髪質がかわる
頭皮ケアをして、頭皮に潤いを与えることは、最終的に美しい髪づくりにつながっているということです。頭皮の潤いを考えて、白髪染めを選ぶことと、白髪染め後のケアをしっかり行なうことが何より重要になります。
紫外線も頭皮にダメージを与える
白髪染めトリートメントの視点からはずれてしまいますが、乾燥の他に紫外線も頭皮環境を乱す原因となります。
紫外線(UVA)は、表皮を浸透して、真皮にまで届きます。表皮細胞は、紫外線による攻撃で酸化して、髪を守る毛包部分にも悪影響が出てしまいます。
皮脂は紫外線から頭皮を守る働きがありますが、多すぎると皮脂が酸化してしまって、肌を攻撃することもあります。
このように、日光を浴びるだけで、髪と頭皮はダメ―ジを慢性的に受けている状態ですから、保湿と同じくらい気を配りたい項目です。
頭皮や地肌に優しい白髪染めまとめ
ルプルプエッセンス | 利尻ヘアカラートリートメント | ポーラグローイングショット カラートリートメント |
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頭皮に優しい白髪染めと、今後の白髪との付き合い方をお伝えしてきました。頭皮環境が悪くなることに理由があるように、頭皮環境が良くなるのにも理由があります。
現段階で良しとされている、乾燥ケアと紫外線ブロックを継続して、健康な髪の毛を作り出せる頭皮を手に入れましょう。
白髪も染めながら、頭皮に優しくできるのが、ヘアカラートリートメントです。
染まりが悪く、色落ちがヒドイ、損したくないという印象をお持ちの方も多いとおもいますが、将来のためだと思って使ってみましょう。
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